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 『ブリードブラッド マキシマイズ』 昨日の続き+中家志穂さん&鈴音華月さんコメント
 


2014年、あけましておめでとうございます!
今年もモニスタラッシュを宜しくお願い申し上げます!

毎年、友達と初日の出を見に行くのですが今年は寝こけてしまい、気が付いたら朝でした。
新年最初の挨拶はLINEで『あの、ホントごめん……』のせんたろです。

……と、言うわけで気を取り直して! 昨日の続きです。

『ブリードブラッド マキシマイズ』



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アリア篇を追加するにあたって、以前、えと……コミケか、多分雑誌社さまか、ちょっと失念してしまったのですが……で、頒布させて頂きました『ショートストーリー』が導入部分に入っています。実はそこがアリア篇の頭だったわけですね。

本作品に限らず、ゲームを作る際には『どこを切るか、どこを伸ばすか』みたいなことでいつも悩むんですが、前作に関して言えば、シナリオを読み返すと仕様でカットした余韻みたいなものは沢山残っていた気がします。

少し話がズレますが、僕が作っている作品は『独特なものが多い』と言われます。これとかこれとかこれとかなんですが、どの作品でも、作る上で重要視しているのは読了感なので、こういう作りになるのかなと思ってまして、で、もちろん本作品も読了感ありきでライティングしたのですが、読み手さんが望んでいる方向はもうちょっと別の方向、と言うか『ここまで書いたなら最後の最後も書きなさいよ』的な感じだったと感じました。それが支持頂けた要素だと思うとちと複雑な気分ですが、日の目を見れたのでよかったことだと思います。

さて、ストーリー的な話はここらで切り上げて、システム的なものをちょこっと書かせて下さい。本作品におけるフローモードは結構、と言うかかなり重要なシステムですが、今回搭載するかどうかで、サークル内でかなり話し合いました。大きな議題として、一つはシステムの検証にとても時間がかかること、もう一つはユーザービリティの問題です。

サークルで開発しているBRUNSと言うゲームエンジンの『セーブ』はいわゆる『どこでもセーブ』です。どこでもセーブできると言う事を簡単に説明すると『今やっていることをそのままキャプチャすること(メモリのスナップショット)』で、機能を実現するためにBRUNSは自身をVM(バーチャルマシン)化して実現しています。

ごちゃごちゃと説明が長くなりましたが、要はフローモードを搭載するとアイコン毎にそれまでのルートのセーブデータを全て持たなくてはいけなくなり、メモリの大量消費と動作の検証にとても時間がかかるわけです。

また、ユーザービリティにも大きく影響します。ブリードブラッド マキシマイズは1M超のシナリオ容量ですが、既読メッセージスキップとフローモードを併用すれば相当なプレイ時間の短縮ができます。僕はさくさく進むゲームが好きなのであまり問題視しませんが、ゲームプレイ時間を重要視する意見もありました。ここら辺はディレクターの好みなので何とも言えませんが、前作で実装している機能を切るのはどうしても嫌だったので、時間をかけて検証して、実装した感じです。

さて、結構量書いた割には内容が薄いですがシステム関係はここらで切り上げ、みなさまお待ちかねの声優さんのコメントです!

ヴェロニカ&ニナ役の中家志穂さんと、魅雪&弓遊役の鈴音華月さんのお二人です。
ニナは物語の頭からのキーパーソン、ヴェロニカは終盤からのキーパーソンで、魅雪はメインヒロイン、弓遊はトラブルメーカー(笑)ですね。お二人ともナイスすぎる声をあてて下さいましてありがとうございます!

中家志穂さん

(プレイヤーが表示されない方は、こちらからファイルをダウンロードいただけます)

鈴音華月さん

(プレイヤーが表示されない方は、こちらからファイルをダウンロードいただけます)

あ、鈴音さんがコメント下さった恒例の『パッケージ版』のお話ですが、お正月明けからぼちぼち、じぃすぽっとさんと打ち合わせして作っていく予定です。こちらも御興味ありましたら是非是非。

これから昼酒予定 せんたろ


作品紹介   :   2014/01/01 14:26   

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